まだ蒸し暑い日もございますが
だんだんと寝苦しい夜が続くことは少なくなってきました。
さて、皆さんは寝ている間の歯ぎしりやくいしばり、
自分では自覚症状がない方も多いのではないでしょうか。
実は歯と歯がかみ合っている時間の理想は
一日実質5分~多くても20分ほど、と言われています。
それ以上の時間上下の歯がかみ合った状態が続くと
歯には負担がかかりあまりよくありません。
歯ぎしりやくいしばりによって起こる症状としては
・歯が削れて痛みを感じる
・顎が痛む
・歯が揺れて歯周病の進行が進む
・歯が割れる
・詰め物や被せ物が割れる など様々です。
くいしばりの強い方では70キロ~100キロもの負担がかかるので
気を付ける必要があります。
しかし無意識のうちにくいしばっていることがほとんどなので
自分で気を付けるのはなかかな難しいです。
予防の処置としては「マウスピース」の作成です。
当医院では患者様一人一人のお口に合った
マウスピースの作成もおこなっています。
日中のくいしばりなどは意識して気をつけるようにして
寝ている時など意識のない時にはマウスピースをはめて
歯への負担をなるべく減らすようにしましょう。